名前を覚えて呼びかける!コミュニケーションが苦手を克服しよう
- お客様とコミュニケーションが取れない
- お客様の要望をうまく引き出せず、打ち合わせが苦痛
- 商談中、緊張してうまく話せない
このような悩みを抱える営業や接客業の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はWeb制作に携わっていたときはお客様と打ち合わせをする機会も多かったですが、コミュニケーション不足から、お客様の要望をうまく聞き出せなかったり、打ち合わせが苦痛になる時期がありました。
そこで、会話の中でお客様の名前を意識して呼ぶようにしたところ、打ち合わせに対する苦手意識を克服することができました。
本記事では、私の体験を交えながら相手の名前を呼ぶことで得られる効果について紹介していきます。
よい人間関係を構築するには、相手の名前を覚えて呼びかけることが重要
お客様の名前を呼んでみようと思ったきっかけは、デール・カーネギーの著書「人を動かす」でした。
そこには、人間は自分の名前に非常に愛着があるので、名前を呼ばれることで自分が重要な存在であるという承認欲求が満たされて、相手を好意的な人だと認識し心を開くと書かれています。
相手の名前を呼ぶことがコミュニケーション不足の解消に有効だと知ったとき、これなら私でもすぐに実践できると思いました。日頃からチームメンバーの名前を覚えるため、名前を呼んで話し掛けることを心掛け習慣づいていたからです。
デール・カーネギーは、アメリカの作家・講演家であり、リーダーシップやコミュニケーションなど対人スキルにおける分野の権威として知られている人物です。
「人を動かす」は、1936年の初版刊行以来、時代を超えて読み継がれ、特にマネジメントに携わる人たちにとって必読の一冊と言っても過言ではない名著であり、名前を覚えることの重要性は「人に好かれる六原則」のパートに記されています。
【体験談】打ち合わせでお客様の名前を意識して呼ぶ
打ち合わせは「〇〇様、本日もお打合せよろしくお願いいたします」で開始して「〇〇様、本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございました」で終わらせました。途中、会話の中で3回ほど呼びかけるよう意識したので約1時間の打ち合わせで5~6回名前を呼んでいました。
その結果、着実に信頼関係を深めることができました。お客様のほうでも共によいサイトを完成させたいという思いを持たれていることが伝わってきて、こちらからの素材や資料ご提供のお願いなどにも快く協力いただけることも多くなりましたし、雑談する機会も増えました。
また同時に、あがり症の私は打ち合わせで緊張し頭が真っ白になって話がしどろもどろになることが多かったのですが、私自身もお客様に対して親近感を持つようになったのか、緊張が和らぐ効果もありました。
まとめ
今回はお客様とのコミュニケーションに悩んでいる方に向けて、相手の名前を呼ぶことで得られる効果をご紹介しました。
日頃から、上司や同僚、ご家族に対しても名前を呼びかけるように意識しているとお客様に対しても違和感なく呼びかけることが出来るかもしれません。雑談が苦手な方でも実践しやすい方法かと思いますので、試されてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。本記事が少しでもお役に立ちましたら幸いです。